クレジットカードの受付及び勧誘のアルバイトを辞めた理由

ウエはいつでも現場をコキ使う。イヤな世の中です。


クレジットカードの受付及び勧誘のお仕事を始めて約一ヶ月程度しか経っておらん。しかしながら我輩は、担当者と相談して翌月の契約更新はお断り申し上げた。見かけ上契約満了であるが、会社からしたらバックれレベルの突然の早期退職である。1)普通の契約は3ヶ月更新なのだが、ほか従業員の契約更新日の調整もあって、たまたま1ヶ月の雇用契約を結んだ。見かけ上は、円満退職である。もし3ヶ月契約だとしても、我輩は、辞職したい自分の気持ちを優先し、契約をガン無視で早期退職の合意を会社に強く求めるだろう。

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なぜ辞めたのか?

率直に申し上げると、このバイトは割と悪くはない。

我輩は、糞つまらないコンビニアルバイトや過酷極まる日雇いアルバイト等、辛酸を舐め尽くした仕事をたくさん経験している。これらと比べると、クレジットカードの受付及び勧誘の仕事は、相対的にホワイトなお仕事であった。しかも、時給1600円と給料はかなり良かった。

おまけに、複雑なカードのシステムを暗記することは苦ではなかったし、客に対してサービスを売りつける軽い営業が出来たことはいささか愉快であった。

また、同い年ぐらいの可愛い女の子もそれなりに存在し、異性の出会いが多いという点でも、このバイトを評価せざるを得ん。

それではなぜ、我輩は退職という道を選んだのか?

退職理由1:無意味に立ち続けるのがダルいから

我輩は当初、「クレジットカードの受付」という言葉から帯びる優雅な香りを感ぜざるを得なかった。小綺麗にスーツを着た我輩が、椅子に座りながらテキパキ新規入会者を裁く姿を想像し、不気味な笑みを浮かべていたものであった。

勤務初日に、この仕事が延々と立ち仕事と知ったときの落胆のほどは甚だしきものであった。

普通の靴と比べて、ヒールが若干高い革靴を履いての立ち仕事は、はっきり言って重労働と言っても過言では無い。おまけに、こっちは屹立して体力を消費しているというのに、目の前の受付嬢は、悠然と着座しているのだから無念の情湧き上がること限りがない。

また、意味の無いことにエネルギーを費やすことほど嫌気がさすものはない。

受付なのだから別に座って業務したって良かろう?何故、立ち仕事で受付業務をせねばならんのだ?

答えは単純明快、これは接客のお仕事である。

お客様はゆったり着座して頂き、その奴隷なる接客業者は立たねばならん。我輩は、この様な、日本が大好きな言葉である「誠意」に基づいた無駄にエネルギーを消費するコスパ悪き精神論が大っ嫌いである。

退職理由2:外でチラシを配ったり、キャッチをしないといけないから

我輩は、室内で空調の効いた部屋で、受付業務をしたかったのだ!

なんでわざわざ声を枯らして、ゴミみたいなチラシを配んなきゃならん。それに今は5月、初夏の季節なり。屋外でスーツ来ながら紙くずを配ることを想像して欲しい。クソ暑い。

なぜ、ワクワクしながら購った新品のスーツを、気持ちが悪い汗でビショビショに濡らさねばならんのだ。許せん、絶対許せん。

退職理由3:不合理過ぎるノルマシステム

どこもそうだが、上層部というのは、現場を数字でしか判断できない。高いスーツを着ているが、やってることは三歳児の算数の知育教材レベルの仕事しかしていない。

スーツを着た三歳児は、書類に記載されているポイントでしか人を判断できないのだから、当然、ポイントが低い者は嫌味を言われる。まあ、正当に努力が数字に反映されれば文句は言えまい。

しかし、このポイントの付け方に不備があると、努力して会社に貢献した者のポイントが少なく、努力放棄者のポイントが運良く高く付いてしまうという、最悪な結果を招いてしまう。2)良い職場とは、努力して会社に貢献した者を正当に評価できる職場であると、我輩は思う。簡単なことの様に見えて意外に難しい。

我輩の現場は、ノルマ制度が上手く機能しておらず、そのようなあべこべの様な状況が常にあった。

以下は、その詳細になるが、ただの愚痴であるから無視してよろしい。


我輩の現場では、新規入会の受付をすればポイントが加算される。それとは別に、勧誘業務をおこなっているとき、話しを聞いてもらった客を、カウンターに案内することでもポイントが加算される。これを送客と呼ぶ。

一見合理的に思えるかもしれないが、実際にやってみると不合理の凝り固まりである。

向こうから「カード作りたいんですけど…」と話しかけてきた客をカウンターに案内すればポイントを獲得できる。こんなのただの運である。のぼり旗の横でボケェと突っ立ってりゃ勝手に話しかけられるのだから。

一番不合理なのは今から説明することである。

悪質なる居酒屋のキャッチの如く客の足を無理矢理とめて、カードの利点を上手に説明して、その人に「カードを作りたい」と思わせても、すぐにカウンターに送客できなければ我輩には1ポイントも入らない。

客の足を無理矢理止めて必死に営業して「カードを作りたい」と思わせても、客には別の予定があるのだから直ぐにカウンターに案内されたい奴なんておらん。

「あなたの話を聞いてカードを作ろうと思うんだけど、映画を観終わってからにするね」「このあと待ち合わせの時間だから、また今度ね」などなど、言われて送客できん。

貴様が上手に営業できてないから逃げられただけではないか?と悪意のみで構成された邪推の極みみたいなことをのたまいやがる奴がいるかもしれんが、はっきり言わせて欲しい。

実際、我輩が営業をかけて、あとでカード作ると宣言した客の全員が、別の時間帯または日にちでカードを作っているのだ。ノルマに怯える我輩を案じて、我輩の名前を控えてくれた客すらいたのだ。

ノルマ制度は、「サービスを利用するつもりがない人」を「サービスを利用したい人」に変化させた人を評価する制度である。正当に努力が評価されないのは、全くやる気がしない。我輩がエラくなったら、褒賞制度の確立には慎重を期したい。

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References   [ + ]

1. 普通の契約は3ヶ月更新なのだが、ほか従業員の契約更新日の調整もあって、たまたま1ヶ月の雇用契約を結んだ。見かけ上は、円満退職である。もし3ヶ月契約だとしても、我輩は、辞職したい自分の気持ちを優先し、契約をガン無視で早期退職の合意を会社に強く求めるだろう。
2. 良い職場とは、努力して会社に貢献した者を正当に評価できる職場であると、我輩は思う。簡単なことの様に見えて意外に難しい。