元ニートが日雇いアルバイトをやってみた理由

工事現場の廃墟

日雇いは、金を稼げるのみならず、嘘偽りない社会の陰惨さを知り得ることができるだ。


我輩は、借金も無いし、滞納も無い。貧乏であることは認めざるを得ないが、緊急を要する支払いが迫ってるわけでもない。それではなぜ、我輩が日雇いアルバイトを?それは深甚なる理由があるのであった。

日雇いは絶対にshotworks(ショットワークス)!
明日すぐに働けて、明日すぐにお金が貰える!業界最強だから超安心!

 

理由1:自分は日雇いをするべき人間であることを認めたから

我輩は無能であるがしかし、プライドだけは人百倍高いという典型的ゴミクズ的性質を有している。

したがいまして、我輩たる生き物は、常識で底辺と位置付けられ、侮蔑さるる仕事に従事し、汗水を垂らし、僅かなる給料をありがたく頂戴する経験をすることはなかった。

それどころかむしろ、プライドを庇護するべく、家に篭りながら「あ、職業は、フリーライターです」と他人に現代風な職業を述べて詐称しつつ、時には、東大という学歴で他者を威圧しようと試みるが早稲田にすら合格できないというお粗末なる展開を生きることばかりしていた。

そんな折である。

当サイト「我輩はクズである」を更新するに従って、いよいよ我輩はクズであることを自覚し始めた。

我輩はクズであり無能である。しかしながらプライドだけが肥大化しすぎて、現実が我輩に追いついていかない。これは一体どうして起こったのだろうか。

然るべき順序を踏んでいないからではなかろうか?

我輩はようやく我に帰ったのである。

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元ニートが倉庫の軽作業(事実上の重労働)の日雇いをやったら、搾取された話(工事中)

古びた倉庫

まさか日雇い労働で、秋元真夏1)秋元真夏とは、平成の国民的アイドルグループAKB48の姉妹グループである乃木坂46の人気中核メンバーのこと。似の女の子と出会えるとは…


先日、我輩は日雇いの求人サイト業界で最も評価が高いショットワークスたる求人サイトでお仕事を応募した。今からその体験談を記そうと思う。

職種は軽作業、キミに決めた!

日雇いに挑戦しようと決意してからすぐに、我輩はどの仕事に応募せねばならぬかについて深く思案した。

日雇いと言えば力仕事。だが、骨と皮で構成される痩身なる我輩が引っ越しの仕事なんかやった日にゃ、腰椎が崩潰ほうかいすること予想は容易たやすい。

思案の洞窟を抜けた先に見えたのは軽作業なる三文字であった。

この職種は、典型的日雇い労動の様相を呈しており、ほど良き重労働を労働者に要請し、かつ日雇い労動童貞なる我輩でもこなす能ふ仕事である。

そのほかの理由として、ネット上に転がっている一つの有名な説を検証したかった。「軽作業の求人に応募しても、実際は重労働の現場が多く、雇用側は悪質な誤解を意図的に誘発している」という説だ。気分は潜入記者である。

こうして我輩は物流センターの軽作業と称される求人に果敢に応募した次第である。なお、求人内容は以下の通りである。

・労働内容
ペットボトル飲料や缶ビールの入ったダンボールを大量に積まれた台車を指定場所に移動させる業務

・労働時間
8時間(08:30~17:30、1時間休憩及び2回の15分の休憩有り)

・給料
10000円(日払い、交通費支給有り、残業代支給、早く上がっても給料保証)

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References   [ + ]

1. 秋元真夏とは、平成の国民的アイドルグループAKB48の姉妹グループである乃木坂46の人気中核メンバーのこと。

働きながら記事の投稿を続ける難しさについて

どうでもいい猫

我輩はかつてニートであったため、有り余る時間を有していた。が、一人暮らしで働きだすと、急に時間がどこかへ消えてしまった。

社会人で毎日サイトを更新してる人はスゴイ

ニートの頃の我輩は、社会人のブロガーを見てもなんとも思わなかった。だって、いくら仕事が忙しかろうが、ちょっとした時間にちょろっと書きゃーいい話だから、特段、驚くべきところは無しと考えていた。

しかしながら、実際に働きながらブログを書くとなると、ちょっとした時間にちょろっと書くこと自体が難しいことを悟った。

仕事以外の自由な時間なぞ、我々人間にはほとんど残っていない。

炊事・洗濯・睡眠… 我々には仕事以外の仕事を考えて生きねばならん。それに、我々は仕事に大半のエネルギーを費やし、自由時間を得る前に疲労回復に時間を費やさねばならん。

文章を書く、というのは、それなりに時間を要する作業である。疲れきった身体で良い文章が書けるとは到底思えん。

我輩は記事の構想だけはいくらでも思い浮かぶことはできるが、どうしても記事を書くことを先延ばしにしてしまう。

サイトを1回更新したところで1円もリターンがない

少ない少ない自由時間からサイトの更新に費やす時間を捻出した結果、得られるものは自己満足、それだけである。

一つの記事を書き上げたところで、その記事が収益に繋がったと実感できるのはずっとあとの話だ。

大したリターンを期待できないと覚悟した上で、重い腰をあげて記事を書き上げる… それは、練達なるメンタリティを要する仕事である。

したがって、サイトを更新し続ける社会人は、通常人が持ち合わせていない、高度な技術を習得した人々である。我輩はそんな無意識的技術習得者に対して、大いに敬意を払いたいとおもう。