今では人並みに仕事が出来るようになり、我輩自身を過剰に無能と呼んでいたのは正しい認識ではないと理解できるようになった。今考えれば、ニートしていた状態から普通に働けば、誰だって最初は無能である。ニートでなくても、特別な場合を除いて、どんな仕事も最初はみな無能からスタートする。読者諸氏よ、お互いに頑張ろうではないか。
詳しくは「『無能』という概念についての簡潔な報告」を参照。
我輩は非正規である(ベンチャー企業でのアルバイト体験談 第1話)
我輩はとことんプライドが高い。無能であることを強く自覚しているから、防衛反応として過剰にプライドを保護しようとする。
我輩は、どの仕事をしてもミスをする。なぜ我輩以外の人間は真顔で細かい作業がすぐにできるようになるのだ?
前回の記事でほぼ同期のアルバイトの吉川と日本語に関して口論を交わしたと説明したろう。非正規同士、同族嫌悪的な犬猿の同僚として、互いに争い続けるような姿勢を見せて記事を締めた。
性格が悪い無能って…
しかしながら、後々に、我輩は簡単なミスを連発する人間であると自他ともに認められるようになり、もはや完全に仕事できる吉川にマウントを譲るハメとなった。