我輩は無能である(クレジットカードの受付のアルバイト体験談 第2話)

「無能」という概念について(追記:2018/09/04)

今では人並みに仕事が出来るようになり、我輩自身を過剰に無能と呼んでいたのは正しい認識ではないと理解できるようになった。今考えれば、ニートしていた状態から普通に働けば、誰だって最初は無能である。ニートでなくても、特別な場合を除いて、どんな仕事も最初はみな無能からスタートする。読者諸氏よ、お互いに頑張ろうではないか。

詳しくは「『無能』という概念についての簡潔な報告」を参照。

取り急ぎ、スマホからの投稿である。

あと40分後に仕事である。5連勤となり、また明日も仕事がある。嫌である。

仕事してない時も仕事の事を考える

仕事までの待ち時間に暇なのでスターバックスで300円も出して暇を潰しているのだ。正直言うと我輩は死ぬほど貧乏であるから、こんなコーヒーを飲まないで我慢しないといけない。

そしてこんなちょっとした時間も分厚いマニュアルを読んで勉強しないといけない。それぐらいクレジットカードの業務は覚えることが山ほどあるってわけだ。

でももう、頭がつかれているのだ。何もやりたくない。

我輩はクズである。

クズであるゆえか、社会人になってもおかしくない年齢の我輩が、なんと今日初めて平日5連勤を経験した。情けないことだが、休みなく週4で働くだけで、もう身体が疲労を感じている。

我輩はまだまだ覚えるべきことは多い。新しい業務をやらされるとき、毎回心臓が破裂しそうな気持ちになる。

無能がバレやしないか?いやバレているの

我輩の無能((はバレてはいない模様であるが、しかしながら、我輩は毎日が精一杯でたった数日で血反吐が吐きそうである。

仕事状況

・受付員側に椅子が無く、何故か立ちながら受付を遂行せねばならない。

・受付とは名ばかりで、蒸し暑い駅構内でキャッチする仕事が大半である。受付業務という言葉に帯びる優雅なイメージは全部虚構であった。

・ノルマはないと言っているが、どの者がどれくらい契約をとれたか詳しく調べられ、契約数が少ないとエリアリーダーに文句を言われるか叱責されるような職場である。仕事を締めるときに、エリアリーダーがメンバーの名前をあげて契約数を確認する。そのとき恐ろしく嫌な雰囲気に包まれる。

・クレジットカードの契約のみならず、電気自由化を背景とした電気サービスも、ゴリ押し営業して契約をとらないといけない。

・エリアリーダーが30代から40代の派遣社員で、若い正社員に頭を下げている。このエリアリーダーは俺よりちょっと時給が高い。

・我輩はパンチの使い方がわからず、パンチの中に入っている紙クズを床にぶち撒く(なお、すぐにリカバリーしてバレなかった。)