〈近況報告〉ツイッターの集客の分析やサイトの方向性の話

専ら我輩は、ツイッターばかりやっておって、訪問者から「また更新してへんやないか」との声が聞こえてきそうである。更新しないのは、SEO的にもあんまりよろしくない。といっても、何も遊びでツイッターをやっているのではなく、検索流入が増えるまでは、ツイッターを主な集客源にしようと躍起になっているにすぎず、無論、サイトの成長のためである。

ツイッターで集客できたのか?

んで、ツイッターの集客がうまくいっているかどうか。これが読者諸氏が気になるところであろう。正直申し上げると、うまくいってる。下劣な手段1)ここでいう下劣な手段というのは、相互フォローアカウントを無差別フォローしたり、フォロワーを購買したりすることを指す。を用いず、アクティブユーザーのフォロワー――我輩はこれを”利益あるフォロワー”と呼びたい――が1日20人のペースで増加しており、サイトへのアクセス数が増加傾向にある。なお、我輩の調べによると、1日のフォロワー増加数は5人未満が普通であるようだ。

横に座る猫

単純計算すると、我輩は1年で7000人フォロワーが増えるってなわけだ。10年で7万人のフォロワーである。そういうわけで、長期的に見ればインフルエンサー的な立ち位置に登り詰めることは容易でないにしろ、そんなに高すぎるハードルではないというのがお分かりであろう。7万人のフォロワーがいれば、自分の記事の拡散が容易となり、サイトへのアクセス数や読者の爆増が期待できるのは言うまでもないだろう。

割と真剣に内容を考えます

ただ呟いてればいいというわけではない。適当に日記がてら我輩の日常を語っても正直言って誰も興味がない。んだから、フォロワーは増えないし、サイトも成長できない。じゃあ、どうしたらいいかと申しますと、興味や感動など心を揺さぶるツイートを生産するために、日々創意工夫を重ねるのだ。この呟きはどうなのかな?伸びるかな?伸びなかった場合は何故伸びなかったかを分析するのだ。意外に一つのツイートに30分以上かけたり、一度仕上がったツイートを下書きリストに寝かせて、後日手を加えて呟きを発信するなど、案外手間暇かけてツイートしている。

呟きの内容だけでなく、ツイートする日時やタイミング、量の問題なども考えていて、スプレッドシートで数字をまとめている。マーケティングという横文字が頭にかすむ。我輩は、いよいよスターバックスが似合う男になってきたのではないかと思う次第だ。(冗談である)分析と実践の繰り返しは、新しい発見が日々我輩の眼前に現れて、小さな感動を体感させてくれる。

横に座る猫(黒め、左)

ただ楽しいことばかりではなく、割と数字をシビアに見るので、傷つくことも多い。真剣に考えたネタツイートが滑り倒した時の悲哀なるもの、これは人の心を荒廃させるものよ。最近は、大して面白くないツイートもフォロワーが反応するようになった。小さな好意を感じる反応には、我輩も頑張らねばならん、とつい意気込んでしまう。感じているぞ、イキリ・クリエイティブの風が?

ツイッターばかりじゃなくて…

ツイッターに注力しすぎたきらいがあったので、サイトの更新や記事の更新のペースを今日からあげていこうと思う。実はツイッターばかりに時間をかけているようで、我輩は常にサイトのことを思案している。世界観や文体の変更、そのほか記事内容やサイト全体の方向性の変更などを考えていた。お気づきの方もおられようが、例えば、ひと段落が長めに構成している。

本記事のように、見易さよりも、より文章の意味でのまとまりを意識する方向にサイト全体の文章を寄せていこう、と考えているのだが、まだ迷っている。こういうのは、おいおい決定していこうと思っている。このサイトが成立してまだ三ヵ月しか経っていない。いろいろ実験してみて、最高のパフォーマンスで読者を喜ばすにはどうしたら良いかを丁寧に考えていきたい。

References   [ + ]

1. ここでいう下劣な手段というのは、相互フォローアカウントを無差別フォローしたり、フォロワーを購買したりすることを指す。