元ニートが日雇いアルバイトをやってみた理由

日雇いは、金を稼げるのみならず、嘘偽りない社会の陰惨さを知り得ることができるだ。


我輩は、借金も無いし、滞納も無い。貧乏であることは認めざるを得ないが、緊急を要する支払いが迫ってるわけでもない。それではなぜ、我輩が日雇いアルバイトを?それは深甚なる理由があるのであった。

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理由1:自分は日雇いをするべき人間であることを認めたから

我輩は無能であるがしかし、プライドだけは人百倍高いという典型的ゴミクズ的性質を有している。

したがいまして、我輩たる生き物は、常識で底辺と位置付けられ、侮蔑さるる仕事に従事し、汗水を垂らし、僅かなる給料をありがたく頂戴する経験をすることはなかった。

それどころかむしろ、プライドを庇護するべく、家に篭りながら「あ、職業は、フリーライターです」と他人に現代風な職業を述べて詐称しつつ、時には、東大という学歴で他者を威圧しようと試みるが早稲田にすら合格できないというお粗末なる展開を生きることばかりしていた。

そんな折である。

当サイト「我輩はクズである」を更新するに従って、いよいよ我輩はクズであることを自覚し始めた。

我輩はクズであり無能である。しかしながらプライドだけが肥大化しすぎて、現実が我輩に追いついていかない。これは一体どうして起こったのだろうか。

然るべき順序を踏んでいないからではなかろうか?

我輩はようやく我に帰ったのである。

理由2:七原くんという配信者の生き方が格好良くみえたから

 

七原くん1
(リスナーを煽る七原くん)

 

七原くんとは、ニコニコ生放送1)我輩は、高校生のときにニコニコ動画もといニコニコ生放送をとっくに卒業していたのだが、七原くんの動画をYouTubeで見かけるようになりドップリハマってしまった。で活躍する配信者である。

七原くんがアルバイトや派遣といった非正規雇用で人生を消費している過程で、いよいよ三十歳が彼の目前に迫って来た。

七原くんは正社員になることを最大の目標として奮闘するも、就活中なのに未だにネクタイが結べなかったり、電車の乗り換えが一人でできなかったり、就職活動はあんまり上手くいっていないようだ。

ギャンブル癖があり、滞納も多く、生活は火の車らしい。

滞納し続けた結果、差し押さえたる苦境に立たされ、やりたくもない日雇いで命を削る七原くん。

そんな、狂おしくも愛らしい七原くんの動画を笑いながら鑑賞しているとき、ポツンと、ひとりぼっちの我輩の背中が見えた。あれ、ひょっとすると、我輩よりも七原くんのほうがずっと魅力的な生き方をしてるのではないか?

日雇いで食いつなぐ人生は推奨するべき模範的人生とは到底言えないし、認められない。

しかしながら、泥んこになりながらギリギリに生きる七原くんの人生が、不思議なることに、「日雇いの経験が俺には必要だ!」という気持ちを湧き上がらせたのだ。

理由3:今しかできない経験だから、かつ、今しかできない経験に“したい”から

正社員が日雇いに挑戦しようと思うだろうか。いや、思わないだろう。

正規雇用を肩書きとして振りかざしている者は、非正規という経験を重んじることは決して無いだろう。我輩のような、非正規かつ低年収のみが、初めて日雇いをやってみようかしらんと思えるのだ。

経験は財宝だ。

我輩は二十代だからこそ、敢えて日雇いで汗を流してみたかった。

我輩は、理想の職場で一定の収入を確保しつつ余裕ある毎日を生きることをまったく諦めていない。非正規雇用に縋る今の身分からいつか脱し、大夢を果たしたいのだ。

そして、「我輩も日雇いでガリガリ働いた時もあったのだよ」と、若者の奮励に一役を買いたい。

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References   [ + ]

1. 我輩は、高校生のときにニコニコ動画もといニコニコ生放送をとっくに卒業していたのだが、七原くんの動画をYouTubeで見かけるようになりドップリハマってしまった。